派遣はほかの労働形態とどこが違うの?

現代日本において、労働者の働き方には多くのバリエーションが生まれました。
皆が自分のライフスタイルに合った働き方を選べるという魅力があります。

その中の1つに、派遣社員と言う労働形態があります。
一時は「派遣切り」などで問題にもなった派遣労働ですが、厚生労働省の調査によれば平成22年以降再び増加の傾向にあるとのことです。

正社員よりも負担が少ないというメリットもある派遣社員ですが、具体的に正社員などとどう違うのかをまとめました。

契約先が違う

正社員、契約社員、派遣社員、パート、アルバイトと、現代社会では1つの職場でさまざまな形態で働く人が増えています。
では派遣社員とは、他の労働者たちとでは何が違うのでしょうか。

まずは契約先が違います。その他の社員は就労先とのあいだに労働契約を無んだ「契約関係」にあります。

一方、派遣社員の場合は派遣会社との間に契約を結んでいます。
よって、給与の賃上げなどの交渉は派遣会社を通して行うことになります。

福利厚生はあるの?

厚生年金などの社会保険があるのかどうかは、労働者にとって重要なポイントです。
アルバイトの場合はないことが多いですが、派遣社員の場合はしっかりとあるが多いのが特徴です。

その場合、社会保険は派遣先の会社からではなく、契約をしている派遣会社から降ります。
さらに、派遣社員が望めば健康保険の任意継続などは可能です。
そのような面でも、自由度の高い働き方と言えます。

派遣社員はどのように働くのか

「前はこうしてくれた!」

派遣社員として働き始めるには、まず派遣会社に登録しなければなりません。
登録の際には、ご自身の経歴や資格、そして希望する職種や働き方を詳しく話し合います。

その後、皆様の希望に可能な限り沿った仕事をいくつかご紹介し、希望会社との面接になるという流れです。

派遣会社に登録する上でのメリットは、自分1人で働く先を探すよりもずっと効率よく、かつ1人ではなかなか見つけられない好条件の会社と巡りあえることです。

その後、希望会社と労働条件や契約期間で合意がなされれば、はれて派遣社員になれるわけです。

一点だけ注意することがあるとすれば、契約期間が挙げられます。
正社員などの場合(契約社員を除いて)は契約時に期間の指定がなければ、本人の都合や会社の都合などがない限り契約期間というものはありません。
しかし、派遣社員の場合はあらかじめ契約期間が定まっています。

派遣社員も立派な労働者

派遣はほかの労働形態とどこが違うの?

正社員や他の労働者とともに働く派遣社員は立派な労働者です。
よって、派遣社員の権利なども当然ほかの労働者同様に守られなければなりません。

派遣社員も他の労働者と同じく、立場や権利は「労働基準法」によって守られます。
例えば派遣先に赴き就業規則に署名をしたときも、そこに「労働基準法」に抵触する項目があれば、その項目は無効となります。
また、残業や深夜就業があれば当然時給換算で賃金が発生します。

以上が派遣労働と派遣社員の特徴です。
これから派遣で仕事を探そうと考えている方はぜひ参考にしてみてください。