派遣社員と契約社員はどう違う? 前もって知っておくべきポイント

雇用の仕方にはさまざまな種類があり、派遣会社に雇用される派遣社員や企業に直接雇用される契約社員もそのなかのひとつです。
この派遣社員と契約社員には、働き方においてどんな違いがあるのでしょうか。
ここでは、派遣社員と契約社員の違いについてご紹介します。

派遣社員と契約社員の大きな違いは?

最近は、働き方も多様化しているため働き方の雇用形態もさまざまあります。
派遣社員と契約社員の最も大きな違いは、雇用契約と雇用主です。
派遣社員は派遣先の企業ではなく、派遣会社と雇用契約を結びます。このため、給与などの条件、期間などは派遣会社が決めます。

一方で契約社員は、実際に働く企業と直接雇用契約を結びます。条件などは企業が決定したものに従う形になります。また、無期雇用の正社員とは違い有期雇用となるため注意が必要です。同じ企業から雇用されていてもその期間が決まっているのが契約社員であり正社員との違いのひとつです。

派遣社員の特徴

派遣社員は20代までは契約社員よりも給与が高く設定させていることもあります。これは期間限定ということで給与が高く設定されているケースもあるため。ただ、長くみると昇給もないため、長期的な目で見ると契約社員よりも少なくなります。
また、仕事に対する責任は軽く、ストレスを感じることも少ないのが一般的です。自分の都合に合わせた働き方も、仕事の選び方次第でできるようになるためプライベートや副業を尊重することも可能です。
派遣社員は、何もなければ契約通りの期間で勤務が終了となります。この場合、次の仕事を派遣会社が斡旋してくれます。そのため間を空けずに次の仕事に就くことも可能です。
しかし、派遣社員は常に契約通りの期間で勤務が終了するわけではありません。場合によって思いもしない期間で契約が終了することもあるため注意が必要です。

契約社員の特徴

勤務先の会社から一定期間直接雇用される形態を契約社員と言います。高齢者と、特化した知識や技術を持った人は最長5年、それ以外の人は最長3年での更新となります。勤務する会社を変更したいと思った場合、期間満了時に辞めやすいという点がメリットとなるでしょう。
給与は基本給ベースの月給制が一般的です。祝日が多い月であっても基本的に毎月の月給は同じです。このため派遣社員と比べ比較的安定していると言えます。
しかし、非正規雇用であるため正社員と比べて「給与が低い・ボーナスが少ない・退職金が出ない」などデメリットが多いのも契約社員の特徴です。
さらに契約期間が終了しときに必ず更新されるという保証もないため、不安要素もあります。
ですが、2013年4月に労働契約法が改正されたことで、5年働いた契約社員は、希望すれば無期限の雇用が可能になりました。注意が必要なのは、「正社員になれるわけではない」ということ。給与などの待遇面ではやはり正社員と比べると劣ります。

契約社員は失業保険が適用されるため、次の職場を自分で見つけるとなったら、派遣社員よりも有利だと言えます。また仕事内容も、より中心的な業務を任せられることが多いため、スキルを身につけたいという方や、キャリアアップを目指している方にとっては有効な雇用形態だと言えるでしょう。

派遣社員と契約社員はどう違う? 前もって知っておくべきポイント

派遣社員よりも契約社員の方がトータル的な待遇は良いですが、どんな風に働きたいのか、将来どんな風になりたいのか、一度考えてみましょう。
派遣社員、契約社員にもそれぞれメリット・デメリットがあります。どちらが自分にとってメリットが大きいのかを考えながら選択することが大切です。