月と団子

9月といえば十五夜(じゅうごや)、お月見の季節です。1年のうちでも最も月が美しく見えるとされる十五夜には、ぜひお月見をしたいものです。
東京都内には、お月見を楽しむことができるスポットがいくもあります。大都会から美しい満月を眺めて、宇宙の神秘を感じてみてはいかがでしょうか。ここでは、お月見の由来と、都内のお月見スポットを3つご紹介します。

そもそもお月見とは

お月見とは、旧暦の8月15日に月を鑑賞するという行事です。一般的に、この日の月を「十五夜」と呼びますが、このほかにも、「中秋(ちゅうしゅう)の名月」「芋名月(いもめいげつ)」などと呼ぶことがあります。
お月見ではおだんごやお餅、ススキや里芋などを供えて月を見ます。
もともとお月見は中国伝わってきた行事であり、その由来としては、お月見の際に里芋を供えるということから、「里芋の収穫祭」なのではないかという見方が有力だと言われています。
また、お月見は旧暦の日付に沿っておこなわれます。旧暦の日付は太陽暦(現在使われている暦)とは日付に関連性がないため、お月見の日は毎年ばらばらです。ちなみに2017年の十五夜(旧暦8月15日)は、10月4日になります。

都内のお月見スポット3選

では、都内のお月見スポットを3つご紹介しましょう。

【東京タワー】
東京タワーでは、十五夜に合わせたイベントが開催されます。タワー全体を十五夜だけ特別な色にライトアップして月を際立たせたり、通常は昼間だけ解放になっている外階段を特別開放し、大展望台まで登ることができる「お月見階段ウォーク」と開催したりと、存分にお月見を楽しむことができるでしょう。地上から100m以上の高いところでお月見のお団子を食べながら眺める美しい満月は絶景ですよ。

場所:東京都港区芝公園4丁目
交通アクセス:都営大江戸線「赤羽橋駅」から徒歩5分

【九段坂】
東京都千代田区の九段坂は、昔から月がのぼるのを待つ「夜待ち」の場所として有名です。九段下交差点から靖国神社の南側に向けてのぼる九段坂。現在はゆるやかな坂ですが、かつては急な坂で、坂の上からの眺めが素晴らしく江戸時代は月見の名所として知られていました。現在でもキレイな月が見える場所であることに変わりはありません。ふらっと散歩感覚でお月見をしてみてはいかがでしょうか。

場所:東京都千代田区九段北1丁目から九段南1丁目まで
交通アクセス:東京メトロ東西線・半蔵門線「九段下駅」出てすぐ

【東京都庁展望台】
東京都庁の展望台は普段から夜景スポットとして有名です。観光客にも人気が高く、観光客が大勢います。
東京の夜景を一望できる東京都庁の展望台は、月を眺めるのにも最適のスポットです。眼下に広がるネオンに彩られた新宿の街並みや、道路を走り去っていく車のテールランプ、東京タワーやスカイツリーの輝き、そんな都会の光の中に浮かぶ美しい満月は、また独特の輝きを放っているように見えることでしょう。

場所:東京都新宿区西新宿2-8-1
交通アクセス:JR「新宿駅」徒歩約10分

空から照らす月

以上が東京都内でおすすめのお月見スポットです。背の高いビルに囲まれた東京都内でも、お月見をすることができる場所はたくさんあります。今年はお月見をしてみようと考えている方は、ここで紹介したことを参考にして、美しい月と独特の雰囲気を味わってみてください。