派遣社員でもしっかり貰っておこう! 離職票とは

失業した際の命綱にもなる雇用保険の失業給付。失業給付を受けるには離職票が必要になります。離職票は派遣社員であっても取得することが可能です。離職票をしっかり受け取って、失業保険を受給できるようにしておきましょう。

離職票とは

離職票とは、雇用保険の失業給付を受けるために必要な書類のひとつです。基本的に、退職後10日ほどまでに退職した会社から支給されます。離職票がないと失業給付を受けることができませんので、退職した際は会社に交付を請求して、しっかり受け取るようにしましょう(請求された場合、事業主は離職票を交付する義務がありますので、請求しても届かない場合はすぐに会社に確認を取るようにしてください)。

離職票には「離職票Ⅰ」と「離職票Ⅱ」の2種類があります。このうち、失業給付を受けるために必要になるのが、離職票Ⅱになります。失業給付を受けるには、離職票Ⅱに記載されている「退職日直前6か月間の賃金」と「退職理由」が重要になるからです(詳しくは後述)。

失業給付は派遣社員も受けることができます。派遣社員であっても退職した際には離職票を貰っておくようにしましょう。

失業給付を受けるための条件

失業給付を受けるためには、以下の条件を満たしている必要があります。

・雇用保険に入っている
・就職する意思と能力を持っているのに職に就けていない状態
・雇用保険に離職日以前の2年間で通算12か月以上加入している

※雇用保険に加入するのも条件があり、その条件は以下の通りです。
・31日以上の雇用見込み
・1週間の労働時間が20時間以上
派遣社員であればだいたいの人がクリアしている条件ですので、派遣会社が加入させてくれているはずです。

離職票Ⅱに書かれている内容が非常に重要

離職票Ⅱには「退職日直前6か月間の賃金」と「退職理由」が記載されています。失業給付の金額が退職日直前6か月の給料をもとに計算され、給付開始の時期が退職理由をもとに決定されます。そのため失業給付を受ける際には、前述したように離職票Ⅱに記載されている内容が重要になるのです。

退職理由には2通りあり、ひとつが「会社都合」、もうひとつが「自己都合」です。退職理由が会社都合である場合、申請から1か月程度で失業給付を受けられるようになります。しかし自己都合であると、申請から3か月間は失業給付を受け取れません。空白の期間は収入がない状態で過ごすことになってしまいます。
正社員である場合、リストラ以外の退職はすべて自己都合になり、会社都合にできるパターンは多くありません。しかし派遣社員は退職理由を会社都合にできるパターンが比較的たくさんあります。以下にそのパターンをご紹介します。

・契約期間満了後、更新できなかった
契約期間が満了したのち、契約更新を希望したにもかかわらず更新できなかった、または新しい派遣先を紹介してもらえなかったなどのケースであれば、退職理由を会社都合にすることができます。

・紹介された仕事が気に入らず、1か月以上仕事を受けられなかった
1か月以上仕事の紹介がされなかったり、されたとしても気に入らず受け入れられないのであれば、退職理由を会社都合にすることが可能です。

派遣社員でもしっかり貰っておこう! 離職票とは

派遣社員であっても失業給付を受けることはできます。
退職をした際にはしっかり離職票を受け取るようにしてください。その際は離職票Ⅱに書かれている内容をチェックして、退職理由が会社都合になっているかどうかもしっかり確認しておきましょう。