転職したら元の職場に年賀状を書くべき?

「転職もしくは退職後、元の職場に年賀状を送るべきかどうか」は、転・退職者にとって悩むところではないでしょうか。一般的には元職場に年賀状を出す必要はありません。ただ、人の縁というのは思いがけないところでつながっています。また、元の職場との取り引きがないということもありえません。そのため退社した翌年ぐらいは元の職場に年賀状を出したほうが良いでしょう。
ここでは、元の職場への年賀状の文面事例と気をつけるべきポイントを紹介します。

年賀状の基本構成

元の職場に出す年賀状の基本的な構成は、下記の通りです。

①新年のあいさつ
②今までのお礼
③退社後の近況報告
④結びの言葉

ここでの注意点は、③の「退社後の近況報告」です。元の職場とは、ビジネス上のお付き合いとなります。ですから、家族の近況などは書かないほうが無難です。

年賀状の基本構成にそった文面事例

基本構成にそった文例をご紹介します。

事例1(元上司に書く場合)
謹賀新年

旧年中は親身にご指導ご鞭撻をいただき誠にありがとうございました。
在職中に〇〇部長に教えていただいたことが、新しい会社でも活かせています。

〇〇部長のもとで仕事ができて本当に感謝しております。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

事例2(元先輩に書く場合)
新年のご挨拶を申し上げます。

昨年は何かとご指導いただき、ありがとうございました。
○○先輩のもとで鍛えていただいたおかげで、新しい職場でも頑張れています。

今後とも、人生の先輩としてご指導いただければ幸いに存じます。
本年もよろしくお願いいたします。

お世話になったことへの感謝の気持ちを伝えることができれば、大丈夫です。

今さら聞けない年賀状の注意点

年賀状を書く際、注意すべき点はいくつかあります。

あて名は手書きで正しく丁寧に
あて名は可能な限り手書きのほうが良いでしょう。“株式会社”も略さず書いてください。また社名の語尾に“御中”をつけることも忘れないように気をつけましょう。役職は名前の上に氏名より字の大きさを少し小さくして書いてください。あと役職名の下に「様」をつけるのは誤りなので覚えておきましょう。

「文面も印刷」は失礼?
あて名同様、文面も手書きの方がいいです。ただ時間がない場合、印刷でも非常識ではありません。「今年もよろしくお願いします」のひと言だけでも自筆を添えたほうが印象は良いでしょう。

賀詞の使い方
「迎春」や「賀正」などの二文字の賀詞は、相手を敬う言葉が含まれていません。そのため上司や目上の人に使うのはタブーとされています。
一方、「明けましておめでとうございます」「新春のお喜びを申し上げます」は相手を選ばずに使うことができます。以上の理由から、二文字の賀詞以外を使うほうが無難でしょう。

転職したら元の職場に年賀状を書くべき?

いかがでしたか。年賀状を機に、さらに良い関係が築けられれば素敵ですね。

前の職場へ年賀状を書くと、今までの縁をちゃんと結びつけるだけではありません。しっかりとした年賀状を出すことで、前の職場の人からきっちりした人だという印象を持っていただけます。また差し出す側の気持ちもすっきりします。年賀状を通じて、前の職場の方々とより良いご縁を築きましょう。