どう違うの?事務職の種類とそれぞれの業務内容

一口に「事務」と言っても、多様な種類があり、個別の業務内容は違っています。
ここでは、6つの事務職をピックアップし、それぞれの業務内容や求められる能力を紹介します。

一般事務

各企業によって微妙な差異はありますが、資料の作成が主な仕事です。
また、後述の営業事務よりも頻度は少ないものの、電話や来客の対応も行います。
個人やグループなどに付くのではなく、部門といった大きな枠組みで仕事をします。

営業事務

個人やグループなどの営業部門に付いて、その業務をサポートする仕事です。
売上を表にまとめる、提案資料の作成、商品の受発注や納品管理、営業に代わっての取引先との電話対応など業務内容は多岐に渡ります。
取引先との付き合いが長くなれば、営業を通してではなく直接営業事務とのやりとりが増えるため、企業の顔とも言える役割です。

貿易事務

貿易事務

輸出入に関わる商社・メーカー・船舶会社・運送会社など貿易関連企業の事務職です。
税関に対する手続きや書類作成、商品運送の手配や納入管理などを行います。
日頃から海外とのやり取りが多いため、高い語学力が求められるほか、輸出先相手国に関する知識も必要です。

最近では3国間貿易といった複数の国を経由する取引が増えているため、求められるレベルは以前より高くなっています。

経理事務

日々の支出、伝票の整理や決算書の作成など、会社のお金回りに広く関わる仕事です。
また、取引先や税理士、会計士へ向けて財務管理表を作ったり、それを用いて交渉を行ったりと、コミュニケーションスキルも求められます。

医療事務

医院や薬局などで窓口業務、カルテや診療報酬明細書の作成、会計などを行います。
特別な資格がなくてもなることができますが、診療報酬明細書といった書類作成には専門用語の理解も必要になります。

秘書

「事務」の名前こそ冠してはいませんが、広い意味で事務職の1つに含まれます。
企業であれば役員や社長に随行し補佐をしていきます。

スケジュールの調整、出張や宿泊の手続き、書類作成に訪問先の情報収集などが主な業務内容ですが、取引先によっては通訳役になったり、ドライバーとして社長を送り届けたりと求められるスキルが多い仕事です。

事務職は、特別な資格を持っていなくてもなれるものが多いですが、経理なら簿記、秘書なら秘書検定などそれぞれの種類にあった資格を持っていることで、より就職しやすくなります。
サポート役としての細やかな気配りや、臨機応変な対応が求められる事務職。
これらの能力があり「誰かを支える役目になりたい」と強く思う人には、うってつけの仕事かもしれませんね。