要チェック! 派遣で働く前に覚えておきたい5つのポイント

派遣はやや特殊な雇用形態となるため、何も知らずに働いているとトラブルに見舞われたりしてしまうケースもあります。
そこでここでは、これから派遣を始める方、また現在派遣社員として働いている方に向けて、派遣で働く上で覚えておきたいことをご紹介します。

労働条件・派遣料金額・就業条件を確認

労働条件・派遣料金額・就業条件のこの3点は、派遣会社から明示があります。(派遣会社は明示しなければなりません。)
この3つは後々派遣社員と派遣会社との間でトラブルなどが起きた際に後ろ盾となってくれるものなので、働く前に必ず内容を確認しておくことが大切です。
もし明示されていない場合は至急明示を求めましょう。

残業について

派遣社員は、派遣元(派遣会社)の労働条件、就業条件に従います。
このため、残業するかしないかについても派遣元の条件に従う形となります。

例えば、派遣元が残業禁止としている場合、派遣先がいくら忙しい職場でもあなたは残業することが出来なくなります。
知らないで残業を行うとサービス残業になってしまう恐れがあるので、労働条件と就業条件も十分に確認しておきましょう。

派遣での禁止事項

以下の3つの事柄は、派遣で働く上で禁止されていますので覚えておきましょう。

・派遣禁止業務への派遣
建設業務・港湾運送業務・警備業務・医療関係業務(一部を除く)への派遣が法律上禁止されています。

・派遣先との事前面接禁止
派遣先が派遣労働者個人を指名することはできません。
このため派遣開始前に面接を行うことや、履歴書を送付させることは禁止されています。(紹介予定派遣の場合や本人が希望する場合は除く)

・以前の勤務先への派遣は禁止
過去1年以内に正社員・契約社員・アルバイトとして務めていた勤務先へ派遣され働くことは禁止されています。(派遣として働いていた勤務先に再び派遣されること自体は問題ありません。)

無期雇用への転換推進措置

雇用期間が1年を超えた派遣社員に対しては、派遣社員の将来を考えるため、派遣会社は希望に応じて以下の対応を行います。(法律上行わなければなりません。)
将来のキャリア作りに関わってくることなので、しっかりと覚えておき、派遣先もじっくり考えて選ぶようにしましょう。

① 無期雇用として雇用する機会の提供
② 紹介予定派遣の対象とし、派遣先での直接雇用を推進
③ 無期雇用への転換を推進するための教育訓練などを実施

紹介予定派遣

「紹介予定派遣」というのは、一定期間の就労後(最大で6ヶ月以内)、派遣先の会社と直接労働契約を結ぶことを前提とした派遣スタイルです。

つまり通常の派遣と異なり、正社員登用や契約社員登用を前提とした派遣スタイルとなります。

将来のステップアップにも繋がりますので、キャリアを考えた上として派遣で働く方はこの制度をよく理解し、積極的に活用してみてはいかがでしょうか。

要チェック! 派遣で働く前に覚えておきたい5つのポイント

派遣というのは、ある意味最も複雑な雇用形態となっていますので、仕組みやルールを覚えておかないと、不利な労働をさせられたりトラブルに見舞われたりと苦労が尽きなくなってきます。
このため、基本的な部分は派遣労働者側もよく理解しておく事が大切になってきます。