輝かしい派遣社員のキャリアを表彰、発表するイベント

派遣社員のキャリアというと、どのようなものが思い浮かぶでしょうか?
なかには派遣契約が短くなりがちで将来のキャリアを考えるなんて難しい、という人もいるかもしれません。

しかし世界的な派遣会社で派遣社員のモデルとなるようなすばらしいキャリアの人を表彰する大会があります。
どんなキャリアの人たちがいるのでしょうか。

アデコの「キャリアコレクション」

外資系の世界最大手の派遣会社、アデコが「キャリアコレクション」(キャリコレ)と銘打ってキャリアストーリーを募集し表彰します。
対象者はアデコに登録している派遣社員です。
一次選考では応募者のなかから20名に絞られます。
最終的に社内審査に加えて、アデコの社内システムのなかで共感度のWeb投票をして5名のキャリアモデルが選ばれます。
最終結果の発表は12月中旬の予定です。
審査する内容は、次の3点です。
●わたしのキャリア
●ターニングポイント
●自分らしく働くとは?

どんな人がモデルケース?

アデコのホームページで掲載されているモデルケースでは、以下のような人が紹介されています。

大学卒業 → 商社に就職 → 退職、渡米 → 日本語教師のボランティア → 帰国、英語を活用する様々な仕事

派遣社員でなくても、見入ってしまうような面白いキャリアです。
他にもただバリバリやりたい仕事をするだけのキャリアではなく、仕事と家庭のバランスを重視した人も紹介されています。
ワークライフバランスも重視することにもコンテストの特色があります。

派遣社員とキャリア

派遣社員のキャリア開発は、今非常に注目されているのです。
厚生労働省でも派遣社員のキャリアアップ支援に取り組み、同省から手引書が発行されています。

2010年の調査では派遣社員になった理由は「私生活との両立が図れる」と「働きたい仕事内容を選べる」が合計で約43%となっています。
その人なりのキャリアプランを思い描いている人が4割以上ということです。
それに対して派遣の能力開発に貢献しているのは、派遣社員本人が約55%、派遣元は約14%です。
積極的にキャリア開発に取り組んでいるアデコは珍しい会社のようです。

アデコの取り組み

アデコの取り組み
 

派遣社員は今や日本の労働市場になくてはならない存在です。

しかしキャリア開発や安定雇用の問題も懸念されるなか、こうした表彰制度は派遣社員にとって励みになることでしょう。

働き方が多様になる時代でそれを後押ししてくれるものとなるはずです。