派遣社員ももらえる! 産休中の生活を支える「出産手当金」

「派遣社員だから、どうせ産休も育休も取ることができない」とあきらめている人はいませんか?
派遣社員だって産休や育休が取れるし、もらえる手当金があるのです。
派遣社員がもらえる手当金とポイントをしっかり押さえておきましょう。

派遣社員がもらえる「出産手当金」

「出産一時金」は知っていても、「出産手当金」をもらえることを知らなかったという人は多いのではないでしょうか。
産休や育休を取ることができても、お給料は支払われないということも珍しくありません。
出産手当金は、休んでいる間の生活を支えるための制度として健康保険から支払われる手当金のことを言います。
したがって、健康保険に加入し毎月保険料を支払っている人ならば、派遣社員をはじめパートやアルバイトでも受け取ることが可能です。

もらえる金額はいくらくらい?

もらえる金額はいくらくらい?

「出産手当金」として受け取れる金額は人それぞれです。
標準報酬月額の平均額を30日で割った金額の3分の2で日額を割り出し、休んだ日数分が受け取り額となります。
標準報酬月額は、子宮開始日以前12か月が対象となりますが、その期間が12か月に満たない場合は、継続した月の平均額と28万円を比較して、少ないほうが支払われるということになっています。

「受け取れない!」ということがないように

出産手当金を受け取るにはいくつかの条件があるので、しっかり押さえておくことが大切です。

◆国民健康保険では受け取れない

加入している保険が国民健康保険の場合、残念ながら出産手当金を受け取ることはできません。
会社員でも被用者保険でない可能性もあります。
わからない場合は会社に確認するといいでしょう。

◆退職理由が「出産」でない場合

退職をした後でも、1年以上継続して保険料を支払っている場合は、出産手当金を受け取ることができます。
しかし退職の理由が「出産」でない場合、受け取ることができないことがあるので注意が必要です。

手続きし忘れても2年以内ならもらえる!

出産手当金は通常、申請してから1か月から2か月ほどで指定の口座に振り込まれます。
産休開始の翌日から数えて、2年以内であれば全額受け取ることが可能です。
「うっかり申請するのを忘れた」という人もまだもらえるかもしれません。
2年を超えた後は、1日経過するごとにもらえる金額も1日分ずつ減っていくので、なるべく早めに手続きをすることをおすすめします。