オススメはどれ?人気の医療事務資格3選

「子どもの手が離れたら腰を据えて働きたい」

そう願う主婦の方達に人気の資格となっているのが「医療事務」です。
しかし医療事務の資格は10種類以上あるので、それぞれの違いがよく分からないという方も多いのではないかと思います。

そこで今回は、再就職に有利といわれている医療事務の資格を3つご紹介します。

医療事務には国家資格・公的資格が存在しない

実は医療事務には、国家資格や公的資格が存在していません。
その代わりに資格試験を行う団体が複数存在し、それぞれが試験を行っているため、10種類以上もの資格が存在しているのです。

医療事務関連の資格として代表的なものは以下の通りです。

・医療事務管理士検定
・診療報酬請求事務能力検定
・メディカルクラーク検定
・診療情報管理士検定
・保健請求事務技能検定

これらはいずれも、その人が保有する知識の度合いを証明するための資格であるため、医師などのように免許を与えるものではありません。
しかし、だからこそ医療事務の資格は比較的勉強しやすく、取得しやすいといわれていることから主婦に人気となっているのです。
それでは、代表的な資格とその詳細を見ていきましょう。

医療事務管理士検定

正式名称は「医療事務管理士(R)技能認定試験」といいます。
これは技能認定振興協会(JSMA)が実施している技能検定で、医科と歯科に分かれています。
医科の試験内容は「医療制度」「保険制度」「医学一般知識」「保険請求事務」と範囲が広いのが特徴です。
また、実際の現場で扱うレセプト作成の実技試験があるのも、大きな特徴となっています。

通信教育の会社によっては、講座を修了した人が在宅受験を受けられるような体制を作っています。
これも医療事務管理士検定が主婦に人気となっている理由です。

この資格は医療事務として働くための基本知識を得るためのものですので、今後病院のスタッフとして働きたいと考えている方は、まずこの資格を取得しておくといいでしょう。

メディカルクラーク検定(医療事務技能審査試験)

メディカルクラーク検定(医療事務技能審査試験)

メディカルクラーク検定は(財)日本医療教育財団が実施する検定試験で、1級と2級が設けられています。
この検定試験には、ほかのものと違って受験資格があり、未経験者が受験するためには決められた通信教育を受講して受験資格を満たす必要があります。

出題範囲はレセプト業務や院内コミュニケーションなど多岐に渡り、試験を通して医療事務をする上での総合能力があるかを判断されます。
医療事務管理士検定よりも難しいといわれており、受験資格が必要な分だけ信頼性や人気が高い資格となっています。

診療報酬請求事務能力認定試験

数ある医療事務関連資格の中で、唯一の国家認定資格(国家資格ではない)となっています。
(公財)日本医療保険事務協会が実施する資格であり、レセプト業務をこなす上では最高峰の資格とされています。
出題範囲は「医療保険制度」「保険医療機関」「診療報酬」「薬価基準」「医療用語」「医療関係の法規」などとても幅広く、難易度が高いため合格率は毎回30%程度です。

この資格を取得していると就職面でとても有利になりますが、いきなり取得するのはかなり難しいといえるでしょう。
診療報酬請求事務能力認定試験を受験する前には、先に前述した2つの資格などにチャレンジして、基礎知識を身につけておくといいでしょう。