貿易事務の仕事で本当に役に立つ資格とは? 

ここ数年景気は上昇傾向にあり、貿易業界も徐々に活気を帯びてきています。それに伴い、貿易事務の求人も増加しています。この時流に乗って、貿易事務の会社に就職、もしくは転職しようとお考えの方もいらっしゃると思います。

貿易事務として働く際、必ず取得しなければならない資格というものはありません。しかし、取った方が良い資格はいくつかあります。ここでは、それらの資格を幅広い分野からご紹介します。

貿易事務になるためにあればよい資格 ~パソコン系~

貿易事務に限らず職名に「事務」とつく場合、事務関連のパソコンの資格は取得した方がいいでしょう。中でも特におすすめなのが「Microsoft Office Specialist(以降“MOS”)」。
「MOS」とは、ExcelやWordなどのソフトを開発・販売するマイクロソフト社が、それらのソフトの利用スキルが、マイクロソフト社の設定したレベルに達していることを認める資格。試験内容は、実技のみになります。
試験科目は「Word」「Excel」「PowerPoint」など5科目あり、同日に3科目まで受験可能。貿易事務を目指すなら特に、業務上メインで使用する「Word」と「Excel」の受験をおすすめします。

貿易事務になるためにあればよい資格 ~貿易実務系~

貿易事務を目指す方のほとんどは、「貿易実務検定」という検定をご存じだと思います。貿易事務になるために「貿易実務検定」を取得しなければならないわけではありませんが、「貿易実務検定」の取得がアピールポイントになることは間違いありません。

ところで「貿易実務検定」とはどんな資格なのでしょうか。以下に特徴をまとめていきます。

「貿易実務検定」は日本貿易実務検定協会が主催している検定です。平成29年10月時点で約19万人が受験をしています。
試験はA級~C級まで3レベルあり、難易度が一番高いのはA級です。B・C級は選択問題のみですが、A級は選択問題と記述問題があります。
試験は1年間で5・7・12・翌3月の4回あり、合格率の累計平均はC級が約54%、B級が約42%、A級は約30%です。受験資格は特にありません。

貿易事務になるためにあればよい資格 ~英語系~

貿易事務の求人は「英検●級以上」「TOEIC●点以上」のように、具体的な資格名を用いて必要な英語のレベルを示しているものが多いです。中には「中国語やロシア語など、英語以外の言語もできる方」と書かれているものもあります。
ですから「英検」もしくは「TOEIC」の資格は取っておいた方がいいでしょう。また、ビジネス英語に特化した「日商ビジネス英語検定」もおすすめです。

貿易事務に必要なレベルとして「英検2級以上」「TOEIC600点以上」と言われています。「日商ビジネス英語検定」は1~3級までありますが、各級により具体的なレベルが示されています。
受験のレベルは、スキルアップからの資格取得なのか、初心者からの就職・転職なのかなど、状況に合わせて決めてはいかがでしょうか。

貿易事務になるためにあればよい資格 ~英語系~

貿易事務になるためには必ず資格が必要、というわけではありません。しかし、資格を持っていた方が自信に繋がります。しっかりと勉強して資格を取得し、憧れの貿易事務として働くための足がかりとしましょう。